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予定と未定と幻想と4 [小説?(´・ω・`)]


どうも。

夢なんて割と忘れやすいものですが。

覚えています。

本当に覚えてるのか怪しいのだけれど。












目が覚めた。

いや正確には目が覚めた気がした。

思いこめば俺にとってここは夢。

今は現実に戻ってきたのかもしれない。

起き上がるとさっきまでとは違う部屋。

帰ってきたのか、小さくそう呟く。

来て見れば何も面白い事は無かった。

何故あの時此処がこんなに恋しかったのだろうか。

思い込んでいただけではないのか。

あの考えこそ"夢"だったのでは。

そこまで考えてやめた。

今は一人。窓もないこの部屋からは外の様子が分からない。

何故か様子を窺う気になれなかった。

どうしてか頭が痛い、寝起きだからだろうか。

水が、水が欲しい。

立ち上がると足がふらつく。

都会の水道水は決して美味しいものではないがこの時は身体に染み渡った。

お腹の中の毒素の様な何かムカムカトしたモノが消える。

俺は頭に水をかけた。

この時期の水道管は冷え切っていて水もとても冷たかったが、それが良かった。

タオルも持ってきてない状態でこの後どうするかなんて考えて無かった。



頭が痛い。

俺はまだ長い夢を見ているのだろうか。



頭を上げ、水を滴らせながらタオルと取りに向かう。



現実に帰ってきた、目は覚めた。

だがここがまた長い夢の一つだと言われたら俺は否定できるだろうか。



確かな触感を得られるこのタオルさえも空をつかむ思いになる。

玄関の向こうから足音がする。

今度の訪問者は扉を叩くのだろうか。

俺は暖房器具に電源を入れた。












おわりですぬ。

いや、実際もう夢がどんなんだったか覚えているけど合ってるか不安で不安で。

書き始めた当初が建てた筋書きと全く違う事になったと思います。

メモとかして無かったんでね。

まあ小説ではないんで。

これが小説というと怒られる。

まあ、こんな退屈に付き合って下さった方、ありがとうでした。

この話の内容の真意なんてのはそれこそ"夢"です。




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